【概 要】

■短命形質細胞■ 参考:「ChatGPT」
・抗原刺激を受けたナイーブB細胞が 濾胞外(傍濾胞領域や辺縁領域)で直接形質細胞に分化
つまり、抗原提示を受け場所と分化する場所が同じか近いため分化に時間がかからない(1~3日)
・寿命:数日~数週間
・形成開始タイミング:ヘルパーT細胞細胞から抗原提示を受けた直後
・抗体:IgMが多く、IgGやIgAも含まれる場合あり
・移動:形成後は殆ど移動せずにその場に留まる。
■長命形質細胞■ 参考:「ChatGPT」
・抗原刺激を受けたナイーブB細胞は濾胞に移動し、胚中心を形成して(二次濾胞)その中で形質細胞に分化
つまり、移動する距離も短命形質細胞よりも長くなり、胚中心の形成にも時間がかかるため時間がかかる。(1~2週間)
・寿命:数か月~数年、場合によっては生涯
・形成開始タイミング:抗原提示 ⇒ 濾胞へ移動 ⇒ 胚中心の形成 その後
・抗体:高親和性IgG/IgAが主体
・移動:胚中心で分化した後、そのほとんどはリンパの流れに乗って移動し、その移動先は主に骨髄となる。
【長・短比較表】
|
項 目 |
短命形質細胞 |
長命形質細胞 |
| 1 |
形成場所 |
濾胞外(傍濾胞領域や辺縁領域) |
濾胞(胚中心) |
| 2 |
所要時間(※) |
1~3日 |
1~2週間 |
| 3 |
寿 命 |
数日~数週間 |
数か月~数年、場合によっては生涯 |
| 4 |
形成タイミング |
抗原提示受けた直後から |
胚中心が形成されてから |
| 5 |
移動先 |
殆ど移動せずその場に留まる |
リンパに乗って主に脊髄に移動 |
| 6 |
機 能 |
初期防御 |
持続防御、免疫記憶 |
※「所要時間」:抗原提示を受けてから形質細胞になるまでの時間

