犬歯窩 ( けんしか、 英:canine fossa )

 

「ブリタニカ国際大百科事典」では以下のように解説している。

「ヒト上顎骨前面の歯槽上部と眼窩下縁との間で,犬歯部から第1大臼歯部にわたってみられる浅いくぼみ。現生人類にはよくみられ,特に白人に著しい。旧人より古い人類にはほとんどみられない。同じ日本人でも縄文時代人ではわずかであり,現代に近づくにつれて発達が顕著である。咀嚼器官の退化により上顎骨体が縮小するためにできると考えられる。 」

 

 以下は「Wikipedia」の解説文となる。

「In the musculoskeletal anatomy of the human head, lateral to the incisive fossa of the maxilla is a depression called the canine fossa. It is larger and deeper than the comparable incisive fossa, and is separated from it by a vertical ridge, the canine eminence, corresponding to the socket of the canine tooth;」

【 語 句 】

incisive fossa:切歯窩  ・maxilla:上顎骨 ・ridge:隆起(線)  ・canine eminence:犬歯根隆起 ・canine tooth:犬歯  

 

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