滑液包 ( かつえきほう、英:synovial bursa

 

 滑液包は「結合組織性の扁平な袋」で以下のような特徴がある。

 

 

■ 分 類 ■

 「日本人体解剖学 (上巻) 」以下のように滑液包を分類している。

1. 形状による分類

 

2. 存在する場所による分類

 

 

 以下は「船戸和弥のホームページ」の解説文となる。

「筋や腱が互いに、または骨・軟骨・靱帯などに接する間にある扁平な小嚢であって滑膜(関節包や腱鞘の滑膜と同じ)からなる。腔内に少量の滑液があり、摩擦を軽減する。筋の付着部とくに関節の近くに多く、また近くの関節腔と交通することもすくなくない。滑液包には筋下滑液包、腱下滑液包、筋膜と筋や腱との間にある筋膜下滑液包などのほか、骨や軟骨が皮膚に接する部分にあって筋とは関係のない皮下滑液包がある。滑液包とくに皮下滑液包には出現率が低く、また発達の程度に個人差の著しいものが多い。なお滑液鞘は長い腱を滑液包が取り除いたものである。 」

 

【参考になるサイト】

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅰ(膝関節のイラスト)

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅱ(膝関節のイラスト)

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅲ(肩関節のイラスト)

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅳ(肩関節のイラスト)