荷重軸 ( かじゅうじく、英:mechanical axis

 

 「プロメテウス解剖学アトラス解剖学総論/運動器系 第2版」には以下のような解説が見られる。

 「軸のアライメントが正常な個体では、下肢の大きな関節(股関節、膝関節、距骨関節)が一直線上にあり、その軸は下肢を縦走する荷重軸(ミクリッチ線)にあたる。
この荷重軸は、大腿骨頭の中心点から脛骨上関節面の顆管隆起を通って下行し、足関節窩の中心を通る。脛骨骨幹では、解剖学的軸と荷重軸は一致するが、大腿骨骨幹では、解剖学的軸と荷重軸の間には6°の開きがある。よって、大腿骨と脛骨を縦に走る解剖学的軸は一直線上ではなく、冠状面(前頭面)いおいて、膝関節の高さで外側に174°の隅角(大腿骨脛骨角)を作る。 」

 

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