蝸牛軸板( かぎゅうじくばん、英:lamina of modiolus?)

 

 
蝸牛(断面)
 

 

以下は「Rauber-Kopsh解剖学」の解説文となる。

「 骨ラセン板は最後の半回転の初まりのところで蝸牛軸からはなれて,鎌形の骨小板として遊離した状態で蝸牛腔内につき出ている.この遊離した骨ラセン板の部分は骨ラセン板鈎Hamulus laminae spiralis(図689692)とよばれ,その凸縁が外方に向き,凹縁が 蝸牛軸板 (すなわち蝸牛軸のつづき)の方に向いている.このようにして骨ラセン板鈎によって囲まれて生ずる門は蝸牛孔Helicotrema(図694)とよばれる.膜ラセン板は鈎の凸縁から起こっており,蝸牛管もそれにくっついていて,いずれもこの蝸牛孔を充たしていない.この門を通って前庭階と鼓室階とがたがいに移行しているのであって,これら両階は他の場所では完全に分離されていて,この蝸牛孔を通じてのみ,いつも自由につづいているのである」

 

以下は「IMAIOS」の解説文となる。

The lamina of modiolus is the end of the modiolus, where it joins with the hamulus of ospiral lamina

【 語 句 】

・hamulus of ospiral lamina:骨ラセン板鈎