海綿静脈洞 ( かいめんじょうみゃくどう、英: cavernous sinus

 

 海綿静脈洞とは

 

 ・「多くの結合組織性の線維束に貫かれて海綿状を呈する。」(日本人体解剖学 (上巻)

 

【 連 絡 】

 ・左右の海綿静脈洞は以下の2つの硬膜静脈洞によって連絡している。

 1 ) 前海綿間静脈洞トルコ鞍の前縁において左右の海綿静脈洞を結んでいる。

 2 ) 後海綿間静脈洞 トルコ鞍の後縁において左右の海綿静脈洞を結んでいる。

 海綿静脈洞の ※以下は全「日本人体解剖学 (上巻) 」からの引用文となる。

  前方)海綿静脈洞の前方は、上眼静脈および蝶形(骨)頭頂静脈洞に連絡する。

  後方)上・下錐体静脈洞と連絡する。

  下方)卵円孔静脈叢および頚動脈管静脈叢によって翼突筋静脈叢と連絡する。

 

【 通 過 】

 海綿静脈洞の間を以下のようなものが通過している。

 ・内頚動脈および内頚動脈神経叢

 ・外転神経

 また、海綿静脈洞の外側壁沿って以下の神経が走っている。

 ・動眼神経  ・滑車神経  ・眼神経(三叉神経の枝)  ・上顎神経(三叉神経の枝)

 

 

【参考になるサイト】

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