・網膜の層のうち最外層にあたる「杆状体・錐状体叢層」に位置する。
杆状体細胞と錐体細胞の外節は異なる特徴を有する。参考:「Rauber-Kopsh解剖学」
【杆状体細胞の外節】
・ 外節は強く輝いてみえる円柱状の部分で,複屈折性である.
・ 高さ0.6µの多数の小円板の積みかさなってできたもの
・ 神経角質(Neurokeratin)でできた薄い無構造の被いがある。
・ 視紅(光受容タンパク質でロドプシンとも)が存在する。
・ 内部物質は皮質より軟かく中軸糸(リッターの糸)のようなものが見られる。
【錐体細胞の外節】
・ 円錐状で杆状体細胞のものより短い。
・ 積みかさなった小円盤からできており,また角質(ケラチン)の被いで包まれている.
・ 視紅(光受容タンパク質でロドプシンとも)は存在しない。
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