外舌筋 ( がいぜつきん、英: extrinsic muscles ) 外舌筋とは 「日本人体解剖学 (下巻) 」には以下のような解説が見られる。 「舌筋は、全て横紋筋で、外来舌筋と固有舌筋とからでき、特に舌内にある部分はいずれも脂肪を多量に含む結合組織によって小さな束に分けられる。舌筋には、多くの血管、神経が分布している。 」 以下が舌筋の簡単な一覧になる。 ※「日本人体解剖学 (下巻) 」を参考に作成。 上記の「舌筋の簡単な一覧」は「日本人体解剖学 (下巻) 」を参考にして作成したものだが、「外舌筋」が指すものに関しては資料によってその違いが見られる。 【1. 小角舌筋を外舌筋に入れないケース】 日本語のいくつかのサイトでは外舌筋が指す筋を3つにして、その中に小角舌筋を含めていないものがある。ウィキペディアには以下のような解説文が見られる。 「小角舌筋を外舌筋とするかどうかは議論があり、舌骨舌筋の一部とされることもあるが、オトガイ舌筋の繊維で分割されており、起始や方向も舌骨舌筋とは全く異なるとされる。小角舌筋が存在しない場合もあるが、およそ80%以上の例で存在が報告されている。」 【2. 小角舌筋の代わりに口蓋舌筋を入れるケース】 いつくかの英語のサイトを見てみたが、そのほとんどは外舌筋に小角舌筋の代わりに口蓋舌筋を入れている。以下のイラストもそれを参考にしたものとなる。 舌断面・模型図 口腔・舌断面 【イラスト・写真を掲載しているサイト】 ・イラストを掲載しているサイトⅠ(舌、正中断面) ・イラストを掲載しているサイトⅡ(舌、正中断面) ・イラストを掲載しているサイトⅢ(舌、冠状断面) ・イラストを掲載しているサイトⅣ(舌~喉頭部) ・イラストを掲載しているサイトⅤ(口腔~舌骨)