外脛側骨 (がいけいそくこつ、英:accessory navicular bone

 

Rauber-Kopsch解剖学」には以下のような解説が見られる。

「舟状骨粗面は1つの独立骨になっていることがある.これは外脛側骨Tibiale externumとして知られているものである.」

 また、英名の「accessory navicular bone」だが、直訳をすると「舟状骨副骨」という感じになると思われるが、ネットで検索をしてみると「舟状骨副骨」という名称を用いているサイトもいくつか見られる。

 

【もっと詳しく】

 「医療法人慶裕会:吉野整形外科」のサイトでは以下のように解説している。

「外脛骨とは足の舟状骨という骨の内側に存在する過剰骨(普通にはない余分な骨)で、15~20%の人に認められます。多くは骨の出っ張りがみられるだけですが、これに痛みを伴うような病態を有痛性外脛骨と言います。有痛性外脛骨は若年性のスポーツ障害として数多く見られる疾患の一つですが、成人になって疼痛が発症することも少なくありません。」

 

※「Wikipedia」では発生率を「2~14%」としている。

 

■ 発生の3つのパターン ■

1
Type-Ⅰ
外脛側骨が小さく後脛骨筋の腱中にあるパターン
2
Type-Ⅱ

外脛側骨が大きく舟状骨粗面と線維性または繊維軟骨性に結合し、後脛骨筋の腱の付着部の一部となるパターン

※最も疼痛が出現しやすい。

3
Type-Ⅲ
舟状骨と骨性癒合するパターン

 ※参考:「医療法人慶裕会:吉野整形外科」のサイト

 

【イラスト・写真を掲載しているサイト】

レントゲン画像を掲載しているサイト-Ⅰ

レントゲン画像を掲載しているサイト-Ⅱ

足の写真を掲載しているサイト

CTの3D画像/CG?を掲載しているサイト

イラストを掲載しているサイト-Ⅰ

イラストを掲載しているサイト-Ⅱ

 

【 YouTube 】