蓋 膜 ( がいまく、 英:tectorial membrane )

 

 以下が「蓋膜」の主な特徴になる。

 

 「船戸和弥の解剖学テキスト、運動系」では以下のような解説をしている。 

「蓋膜は後縦靱帯上部がつくる幅広い膜で、環椎十字靱帯を後から被い、大後頭孔前縁を越えて斜台に至り、後縦靱帯を後方から被う脳硬膜と共に骨に着く。Fickなど記述では、蓋膜は後縦靱帯上部の特に深層を指し、その線維は表層の後縦靱帯に比較して短く、下端は第2~3頚椎体に終わるとしている。蓋膜とは硬膜上腔の蓋をする膜という意味である。Tectoriaはtectum(蓋、屋根)の形容詞。」

 

 

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