皮 脂( ひし、英:sebum )

 

以下は「ウィキペディア」の解説文となる。

皮脂腺の腺細胞が内部で合成した分泌物を多量に蓄積した後、細胞全体が崩壊

することによって皮脂腺内腔に放出される。つまり、皮脂は皮脂腺細胞の崩壊物

全体からなる。

ウィキペディア」では以下のような解説文が見られる。

皮脂は思春期になると性ホルモンの影響を受けて分泌が活発になり、毛穴内面の角質の増大

によって速やかに毛穴の外に放出されることが妨げられると、毛穴内に角質とともに蓄積して

にきびが発生する原因となる。

 
皮膚
 

 

【構成成分】

 ■分泌された皮脂に含まれるもの■ 参考:ウィキペディア

 脂肪酸、ワックスエステル、ステロールエステル、コレステロール、コレステロールエステル、スクアレン

 皮膚の常在菌によってジグリセリド、モノグリセリド、構成遊離脂肪酸へと分解される。

 脂肪酸は飽和脂肪酸より不飽和脂肪酸(ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、パルミチン酸、サピエン酸、パルミトレイン酸)の方が多い。

 「ウィキペディア」には以下のような表が掲載されている。

 

皮脂の変化

 

皮脂分泌

マラセチア

曝露後

抗真菌薬

使用後

トリグリセリド

35%以下

18%

32%

遊離脂肪酸

13%以上

32%

16%

ワックスエステル

25%

23%

25%

スクアレン

15%

コレステロール
コレステロールエステル

7%

ほか

5%未満