肺小葉( はいしょうよう、英:pulmonary lobule )

 

 

以下は「日本人体解剖学」の解説文となる。

各肺葉の表面には肉眼で見ることができる径約12㎝の亀甲形の小区がみられ、これ
を肺小葉という。多数の肺小葉が小葉間結合組織によって結合され、この結合組織中に
塵埃・炭粉が多く沈着すると各肺小葉の区別はいっそう明瞭となる。

区域気管支枝の末梢で肺小葉内に入る細い幹を細気管支といい、直径はわずかに0.8~1㎜

にすぎない。小葉内でさらに3~6本に分岐し、次の細枝に移行する。1本の細気管支の分布する

直径1~2㎝の円錐形の範囲を肺小葉 pulmonary acinus という。
終末細気管支 terminal bronchiole:肺小葉内にくると、細気管支は分岐して終末細気管支となる。

 

 
肺小葉
 

 

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