【概 要】
・胚中心は二次リンパ小節が抗原刺激を受けて活性化された二次リンパ小節だけに見られる。
【構 造】 参考：「ChatGPT」
胚中心は2つの部分に分けられる。
|
部 位 |
特 徴 |
主な細胞 |
| 1 |
暗調帯 |
dark zone：B細胞が盛んに分裂している部分（濃く見える） |
芽中心細胞 |
| 2 |
明調帯 |
light zone：分化したB細胞が抗原に対して選別を受ける部分（明るく見える） |
芽中心細胞, 濾胞樹状細胞（FDC） |
・周囲には マントル帯（mantle zone） と呼ばれる層があり、まだ抗原刺激を受けていない ナイーブB細胞 が取り囲んでいます。 （ChatGP）
【構成細胞】
胚中心はB細胞が活発に分裂・分化する場ではあるが、100%B細胞で占められているわけではない。以下に構成細胞の種類と大まかな割合を示す。
| |
細 胞 |
役 割 |
割合の目安 |
| 1 |
中心芽細胞／中心細胞（B細胞） |
増殖、変異、選択 |
70〜90% |
| 2 |
濾胞樹状細胞 |
抗原保持、B細胞の選択サポート |
5〜10%（細胞数は少ないがネットワーク密度は高い） |
| 3 |
濾胞性ヘルパーT細胞 |
B細胞への指令（抗体クラススイッチ、生存信号） |
5〜10% |
| 4 |
ティンジブルボディマクロファージ |
アポトーシスしたB細胞の貪食 |
1〜5% |
| 5 |
その他（FRC、内皮細胞など） |
構造維持、血管・リンパ管との接続 |
少量 |
【役 割】 参考：「ChatGPT」
胚中心では次のような現象が起きます：
1. B細胞の増殖（クローン増殖）
2. 抗体の親和性成熟（抗原により強く結合できる抗体を作る）
3. クラススイッチ（IgM → IgGなど）
4. 形質細胞や記憶B細胞への分化
➡️ 簡単に言うと、
「胚中心」は、B細胞が“より優れた抗体産生細胞”へと進化する場
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