横洞溝 (おうどうこう、英:sulcus for transverse sinus

 

 後頭骨後頭鱗の内側面において、内後頭隆起からほぼ水平に左右に走っている溝のこと。脳硬膜が付着して横静脈洞を形成している。

 

【もっと詳しく】

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

「横静脈洞をいれる溝。内後頭隆起からはじまり、ほぼ平に外方に向かって横走し、側頭骨乳突部内面S状洞溝移行頚静脈孔開口する。またS状洞溝の初部からは上錐体洞溝が、その終部からは下垂体洞溝が分かれる。」

 また、「Digital Anatomy」では以下のようになっている。

後頭骨内面内後頭隆起に向かい真っ直ぐ下行した上矢状洞溝が、内後頭隆起の所で左右に分かれ、外側縁に向かい横走する溝となったもので、頭頂骨S状洞溝に続く。 」

 

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