栄養管 ( えいようかん、英:nutrient canal

 

 栄養管とは

  

 以下は「船戸和弥のホームページ」の「栄養孔」の解説の一部となる。

「栄養孔ないし栄養管は骨質を貫いて髄腔(骨髄を収容する腔所)に達している。したがって、栄養孔からはいる動脈は主として骨髄を養うが、その枝は髄腔に近い深部の骨質も養う。また栄養孔から出てくる静脈は骨髄と骨からの炭酸ガスや老廃物を運ぶだけでなく、骨髄で形成された新しい赤血球や白血球を末梢血流に導き出す役割を持っているのである。」

 

 また、以下は「グレイ解剖学」の解説文となる。

「神経は、栄養血管に伴行して骨や骨膜に入る。動脈と共に骨の内部へ入る神経は、血流を制御する血管運動神経である。骨組織自体には、感覚神経はない。それに対し、骨膜には多数の感覚神経が分布しており、外傷に対して敏感である。」

 

 そして以下が「Wikipedia」の解説文となる。

「All bones possess larger or smaller foramina (openings) for the entrance of the nourishing blood-vessels; these are known as the nutrient foramina, and are particularly large in the shafts of the larger long bones, where they lead into a nutrient canal, which extends into the medullary cavity.[1] Along with veins the nutrient arteries pass through this canal. A nutrient canal is found in both long bones and in irregular bones. In long bones the nutrient canal is found in the shaft, and in irregular bones it is found in other locations.」

 

【参考になるサイト】

・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅰ

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅱ

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅲ

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅳ