椎骨静脈 ( 腕頭静脈に合流する ) ( ついこつじょうみゃく、 英 : vertebral vein )

 

 ・「 腕頭静脈との合流部には弁がある 」? Wikipedia には以下のような解説文が見られる。

 「 its mouth being guarded by a pair of valves 」

 以下は腕頭静脈に合流する静脈を一覧にしたものとなる。

 
1
下甲状腺静脈
同じ
2
椎骨静脈
同じ
3
最上肋間静脈
同じ
4
内胸静脈
同じ
5
深頚静脈
縦隔の小静脈
6
左肋間静脈

 

 

 

 

 

 

 

 以下は「 日本人体解剖学 」の解説文となる。

「 後頭下静脈から起こり、椎骨動脈に伴い頚椎の横突孔を通る(椎骨動脈は第7頚椎後突孔は通らないが、椎骨静脈は第7頚椎後突孔まで通ることが多い。) 」

 また、「 船戸和弥のHP 」では以下のように解説している。

「 椎骨静脈は後頭三角の後頭下静脈叢にはじまり、椎骨動脈周囲に叢をつくって横突孔を下行し、第6頚椎で孔を出て腕頭静脈にそそぐ。ただし、静脈の一部は第7頚椎横突孔も通過しており、副椎骨静脈とよばれる。椎骨状脈終末部には、上行頚静脈に沿って下行する前椎骨静脈と前椎骨動脈にそって固有背筋を下行する深頚静脈が開口している。」

 

 以下は「 Wikipedia 」の解説文となる。

「 The vertebral vein is formed in the suboccipital triangle, from numerous small tributaries which spring from the internal vertebral venous plexuses and issue from the vertebral canal above the posterior arch of the atlas.
They unite with small veins from the deep muscles at the upper part of the back of the neck, and form a vessel which enters the foramen in the transverse process of the atlas, and descends, forming a dense plexus around the vertebral artery, in the canal formed by the foramina transversaria of the cervical vertebrae.
This plexus ends in a single trunk, which emerges from the foramen transversarium of the sixth cervical vertebra, and opens at the root of the neck into the back part of the innominate vein near its origin, its mouth being guarded by a pair of valves.
On the right side, it crosses the first part of the subclavian artery. 」

【 語 句 】

suboccipital triangle : 後頭下三角   ・ tributary : 支流  ・ internal vertebral venous plexus : 内椎骨静脈叢   ・ vertebral canal : 脊柱管  ・ atlas : 環椎   ・ foramen : 孔  ・ transverse process : 横突起   ・ vertebral artery : 椎骨動脈  ・ foramina transversaria : 横突孔   ・ cervical vertebrae : 頚椎  ・ innominate vein : 腕頭静脈   ・ subclavian artery : 鎖骨下動脈 

 

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