小腸静脈 ( 上腸間膜静脈に注ぐ静脈の1つ ) ( しょうちょうじょうみゃく、 英 : ? )

 

 「 日本人体解剖学 」の「上腸間膜静脈」の解説文に出てくる名称だが、索引にはこの名称は見られないし、「 船戸和弥のHP 」にも解説文は一切見られない。

 「 腸間膜根内を上腸間膜動脈の右前面に沿って走り、その経過中に 小腸静脈( 空腸静脈および回腸静脈 jejunal and ileal veins)、回結腸静脈 (ileocolic veins)、虫垂静脈 (appendicular veins)、右結腸静脈 (right colic vein)、中結腸静脈 (middle colic vein)を受け、ついで十二指腸下部と膵臓との間を経て膵切痕を通り膵頭の後側を上行して門脈に開く。
その経過中に、膵十二指腸静脈 (pancreaticoduodenal veins)、膵静脈 (pancreatic veins)、右胃大網静脈 (right gastroeiploic veins)を受ける。 」

 以下は上腸間膜静脈に注ぐ静脈を簡単に表したものとなる。