後骨間動脈 とは
「 日本人体解剖学 」では以下のように解説している。
「前腕骨間膜上縁と斜索との間を通って背側に至り背側の筋に分布し、反回骨間動脈を肘関節動脈網に送ったのち、浅・深層の伸筋の間を遠位方に進み、背側手根動脈網に終わる。 」
また、以下は「 船戸和弥のホームページ 」の解説文となる。
「 後骨間動脈は前腕骨間膜と斜索の間、次いで回外筋と長母指外転筋の間を通って前腕の背面に出て、ここから深筋群の間を下行して、前腕の遠位部で前骨間動脈と吻合して背側手根動脈網をつくる。」
右前腕・回内位（ 後面 ）
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右手（ 背面 ）
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以下は前骨間動脈の枝を簡単に表したものとなる。
以下は「 Wikipedia 」の解説文となる。
「 The posterior interosseous artery ( dorsal interosseous artery ) is an artery of the forearm.
It passes backward between the oblique cord and the upper border of the interosseous membrane. It appears between the contiguous borders of the supinator and the abductor pollicis longus, and runs down the back of the forearm between the superficial and deep layers of muscles, to both of which it distributes branches.
Where it lies upon the abductor pollicis longus and the extensor pollicis brevis, it is accompanied by the dorsal interosseous nerve. At the lower part of the forearm it anastomoses with the termination of the volar interosseous artery and with the dorsal carpal network.
It gives off, near its origin, the interosseous recurrent artery, which ascends to the interval between the lateral epicondyle and olecranon, on or through the fibers of the Supinator, but beneath the anconeus, and anastomoses with the middle collateral branch of the profunda brachii, the posterior ulnar recurrent and the inferior ulnar collateral.」
【 語 句 】
・ oblique cord ： 斜索 ・ contiguous ： 隣接する ・ supinator ： 回外筋 ・ abductor pollicis longus ： 長母指外転筋 ・ distributes ： 分布する ・ extensor pollicis brevis ： 短母指外転筋 ・ dorsal interosseous nerve ： 後骨間神経 ・ volar interosseous artery ： 前骨間動脈 ・ dorsal carpal network ： 背側手根動脈網 ・ interosseous recurrent artery ： 骨間反回動脈 ・ lateral epicondyle ： 外側上顆 ・ olecranon ： 肘頭 ・ anconeus ： 肘筋 ・ anastomose ： 吻合する ・ profunda brachii ： 上腕深動脈 ・ posterior ulnar recurrent ： 後尺側反回動脈 ・ inferior ulnar collateral ： 下尺側側副動脈
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