上行咽頭動脈とは
・ 起始する位置
インターネットで画像検索をかけてみると、上甲状腺動脈の起始部の少し上あたりから起始しているイラストを掲載しているサイトが多いが、中には上甲状腺動脈より下から起始しているイラストを掲載しているサイトも見受けられる。
・ 吻 合：「 Radiopaedia 」では以下のように解説している。
「anastamosis with anterior and posterior cerebral circulations」
「 日本人体解剖学 」には以下のような解説文が見られる。
「 異 常 ： 上行咽頭動脈は、さらに上方から出ることがしばしばある。また、後頭動脈あるいは内頚動脈から出ることがある。重複していることもあり、またこの動脈から上行口蓋動脈が出ることもある。 」
以下は外頚動脈の枝を簡単に表した図となる。
以下は外頚動脈の枝を簡単に表した図となる。
上行咽頭動脈は以下の3つの枝を出す。
以下は「 Radiopaedia 」の解説文となる。
「 The ascending pharyngeal artery, the smallest branch of the external carotid artery, is a long, slender vessel, deeply seated in the neck, beneath the other branches of the external carotid and under the stylopharyngeus.
【 Summary 】
Gross anatomy
【 Origin 】
It arises from the back part of the external carotid, near the carotid bifurcation and ascends vertically between the internal carotid and the side of the pharynx, to the under surface of the base of the skull, lying on the longus capitis.
Variant anatomy
Very rarely, the ascending pharyngeal artery can arise directly from the internal carotid artery 4. 」
【 語 句 】
・ stylopharyngeus ： 咽頭筋 ・ ICA ： internal carotid artery ・ bifurcation ： 分岐 ・ longus capitis ： 頭長筋
【 イラスト掲載サイト 】
・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅰ
・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅱ
・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅲ
・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅳ
・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅴ
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