前鼓室動脈とは
・「 日本人体解剖学 」では顎動脈を4区域に分け、前鼓室動脈はその4区のうちの「 第1区域 = 下顎部 」より分岐する動脈となる。
・インターネットで画像検索をかけると、深耳介動脈が顎動脈から一番最初に分岐しているイラストを掲載している最後が多いが、前鼓室動脈の方を最初に分岐しているイラストを掲載しているサイトも見受けられる。(このサイトの作成に当たって良く参考にしている日本人体解剖学では、深耳介動脈を最初に、そしてプロメテウス解剖学アトラスでは前鼓室動脈を最初に分岐させたイラストを掲載している。)
以下は顎動脈の第1区( 下顎部 )の枝を簡単に表した図となる。
以下は「 Wikipedia 」の解説文となる。
「 The anterior tympanic artery ( glaserian artery ) is a small artery in the head that supplies the middle ear. It usually arises as a branch of the first part of the maxillary artery.[1] It passes upward behind the temporomandibular articulation , enters the tympanic cavity through the petrotympanic fissure , and ramifies upon the tympanic membrane , forming a vascular circle around the membrane with the stylomastoid branch of the posterior auricular, and anastomosing with the artery of the pterygoid canal and with the caroticotympanic branch from the internal carotid. 」
【 語 句 】
・ temporomandibular articulation : 顎関節 ・ tympanic cavity : 鼓室 ・ petrotympanic fissure : 錐体鼓室裂
・ tympanic membrane : 鼓膜 ・ vascular circle : 血管輪 ・ stylomastoid branch : 頚乳突枝
・ pterygoid canal : 翼突管 ・caroticotympanic branch : 頚動脈鼓室枝
【 イラスト掲載サイト 】
・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅰ
・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅱ
・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅲ
・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅳ
・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅴ
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