ma Visual Anatomy 視覚解剖学
 

涙 骨 (るいこつ、英:lacrimal bone)

 

 

 

 

 

 

右眼窩

右眼窩内側壁

右鼻腔外側壁

 

【 面/縁 】

 涙骨には、内外の2つの面がある。外側面は眼窩の内側壁の一部を構成する面で眼窩面とも呼ばれ、後涙嚢稜によって前後の2つに分けられている。一方、内側面は、鼻腔の外側壁の一部を構成しているので鼻腔面とも呼ばれている。

 

 

 

 

 

 涙骨には以下の4つの縁があり、それぞれ他の骨と接している。

 

【その他】

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

「発生:涙骨は、軟骨性鼻嚢の外面にそって発生する結合組織性骨で、胎生3ヶ月ころに骨化し始める。
異常:涙骨は、時として欠けることがある。涙骨鈎の小さな場合や涙骨に孔のある場合がある。 」

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 以下は、涙骨における主な部位などの名称となる。

か行
ら行


 

【後涙嚢稜、こうるいのうりょう、英:posterior lacrimal crest】

⇒「語句解説」の「後涙嚢稜」の項を参照のこと。


【涙骨鈎、るいこつこう、英:lacrimal hamulus】

 

【涙嚢窩、るいのうか、英:fossa for lacrimal sac】

【涙嚢溝、るいのうこう、英:groove for lacrimal sac】


 


起始とする筋肉群
停止とする筋肉群
1
1
2
2
3
3

 

外側面

              

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