回腸動脈 ( 上腸間膜動脈の枝 ) ( かいちょうどうみゃく、 英 : ileal artery

 

 回腸動脈 とは

  

 以下は上腸間膜動脈の枝を簡単に表したものとなる。

 

 ・十二指腸から続く小腸の構成要素の一部である空腸・回腸だが、両者に解剖学的境界が存在するわけではない。おおよその区別として上部2/5が空腸、そして下部の3/5が回腸とみなされている。 

 以下は「 日本人体解剖学 」の解説文となる。

「( 空腸・回腸動脈は )約15本あって、上腸間膜動脈の左側から出て空腸および回腸に至る。 空腸動脈は空腸に至るまでに1~2列、回腸動脈は回腸に至るまでに4~5列のループを作って多数の吻合を持ち、動脈網をつくる。これらの動脈網から腸管壁に向かって直走する枝が多数あり、これらの枝には吻合が見られない(終動脈となる)。 」

 また、で「 船戸和弥のホームページ 」は以下のように解説している。

「空腸動脈と回腸動脈は合計15~20本あって、分岐をくり返して腸管付近に動脈弧を形成して、そこから腸管に多数の直動脈を与える。」

 

 

 

 

 

 以下は「 Wikipedia 」の解説文となる。

「 The ileal arteries feed oxygenated blood into the ileum, a portion of the small intestine in mammals, reptiles, and birds. They are branches of the superior mesenteric artery. 」

【 語 句 】

ileum : 回腸   ・ small intestine : 小腸  ・ reptiles : 爬虫類   ・ superior mesenteric artery : 上腸間膜動脈 

 

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